2026年1月号

※一部地域によって発売日が異なります
  ご了承ください

 

【第1技術特集】
ショット安定&威力アップ
フォアハンドの新常識

[初めに]新常識を最も実践しているのがアルカラスとシナー
[グリップ]高速化に合わせて厚過ぎないグリップに変化
[ショット間]重心を下げたまま移動し攻撃のチャンスを逃さない
[テイクバック]身体を捻転させたラケットセットで完了
[スイング]ラケットを低い位置から出し回転をかける
[打点]3拍子揃ったインパクトはヒジを伸ばして前で捉える
[フォロースルー]打点とスイングスピードに合った場所に自然と収まる

男子テニスの勢力図を塗り替えたアルカラスとシナー。彼らのフォアハンドには、現代テニスを象徴する“新常識”が詰まっている。スイングスピード、タイミングの早さ、そして高回転で押し込むボール――。一般プレーヤーにはハードルが高そうに見えるが、実は取り入れられる要素も多い。本特集では最新フォアを徹底分析し、安定感と威力を高めるポイントを紹介。あなたのフォアも、新時代のレベルへ進化させよう。


【第2技術特集】
これであなたもネットに出られる!
初めてのアプローチショット

[考え方]前に出ることで相手にミスさせる
[状況]いつアプローチを打つべきか?
[ショット1]バックのスライスアプローチ
[ショット2]フォアのスライスアプローチ
[ショット3]フォアのライジングアプローチ
[打球後]アプローチ後の動き方とステップ

ベースラインでのラリーが主体となっている昨今、ネットプレーを絡めれば決定力を断然上げることができる。そのためには、前に出るための「アプローチショット」を磨くことが必要だ。ということで、この特集ではこれまでアプローチになじみのなかった初~中級者を対象に、そのノウハウをゼロからレクチャー。ネットに出るべき状況や、各種アプローチショットの打ち方、打球後の動きまで、わかりやすくまとめた保存版だ。


【トッププロ極上ショット対決】
アレクサンダー・ズベレフvsテイラー・フリッツ
比べてわかった強さの秘密

世界の大舞台で活躍するトッププロたちはどんなショットを武器に戦っているのか。このコーナーでは話題の2選手のショットを連続写真で徹底比較し、その強さの秘密に迫る。今月はグランドスラムのタイトルこそ無いがツアー通算24勝を誇るアレクサンダー・ズベレフと米国テニス界復権の旗頭とも呼べるテイラー・フリッツによる破壊力抜群のサービスを取り上げた。


 

【スペシャル対談】
ジュスティーヌ・エナン×KASA
選手として成長するために

2026年開催される全仏オープンのジュニア部門の出場権が与えられる「ローランギャロス ジュニアシリーズ by ルノー」アジア大会が10月中旬に東京で開催された。これに伴い大会アンバサダーを務める元女子世界1位のジュスティーヌ・エナン氏が来日。人気テニス漫画『BREAK BACK』の作者KASA氏とエナン氏による対談の模様をお届けしよう。

【東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 20255】
思い出の地でベンチッチが悲願のタイトル獲得
新たな歓喜

今年で40周年を迎えた国内最大級の女子ツアー「東レPPO」を制したのは、12年前の本大会でプロデビューを飾っているベンチッチ。東京五輪では金メダルを獲得した思い出のコートで彼女は新たな歓喜に包まれた。

【木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス 2025】
大坂なおみ 故郷での試練

大阪でのジャパンオープン女子大会に第1シードで出場した大坂なおみ。初戦では期待の新鋭・園部八奏に強さを示したが、2回戦で負傷し準々決勝を棄権することに。故郷の大会でつかみかけた手応えと、思わぬ試練が交錯した。

【第100回 全日本テニス選手権 2025】
貫いた攻めの姿勢

100回目を迎えた全日本選手権は、ケガを克服して逞しさを増した田口涼太郎と、苦い経験を重ねて心の強さを備えた岡村恭香が初優勝を飾った。2人に共通していたのは、最後まで貫いた攻めの姿勢だ。白熱の攻防を振り返る。

【連載】
関口周一プロが教える
ダブルスで“使える”ショット

基本ショットはたっぷりレッスンできても、試合で使える実戦的なショットはなかなか練習する機会が取れないもの。そこで、ダブルスで優位に立つには、どういう場面でどういうショットをどう打てばいいのか、経験豊富な関口周一プロに教えてもらおう。今月は「並行陣を攻略するスピンロブ」を伝授する。


【連載】
寺地貴弘プロ直伝!
勝利へ導くシングルス戦術

たとえ技術力の差があっても戦術が備わっていれば格上に対抗できる。戦術無きところに勝利は訪れないのである。好評連載中の「シングルス戦術」では、ショットの組み立てや、状況別の考え方、正しい選択肢を試合巧者である寺地プロから学ぶ!今月のテーマは「スライスで凌ぎながら主導権を奪い返せ!」だ。


【COLUMN第55回】
伊達公子のStep forward

今、テニス界やスポーツ界が直面していることについて、世界で活躍した伊達公子さんに意見を綴ってもらう。今回は話題になっているツアーの過密スケジュールやトップ選手の義務大会について。


【連載】
ナショナルトレーナーが伝授
症状別! こんな時に効くエクササイズ

ウォームアップやクールダウンをしっかり行なっても、「サービスを打ちすぎて肩が張る」「試合で走りすぎて脚がパンパン」といったことはある。そんな症状が出てしまったら、簡単なエクササイズでケアをしよう! ナショナルチームのトレーナーが、よくある具体的な不調に効くメニューを紹介。今回のテーマは「サービスをたくさん打った後のセルフケア」だ。


【編集部がホンキでテスト ホンネでリポート】
ビッグフェイス特集
RACKET FEELING IMPRESSION

今月はビッグフェイス特集と題し、フェイス面積が110平方インチ以上かそれに近いモデルに着目した。ウイルソン『ウルトラ111 V5』、バボラ『ピュアドライブ107』、ダイアデム『ドリーマー110』、ヨネックス『Eゾーン115』を試打。初級者でも簡単に当てられ、非力でも楽に扱える4本だ。


【連載】
ショット向上の秘密を公開
プロの上達法 ~齋藤惠佑(前編)~

日本のトッププロに、自身が取り組んだ上達方法や、意識しているコツを教えてもらう連載「プロの上達法」。今月はJTAランキングで20位入りした24歳、齋藤惠佑選手が登場!「相手を追い込むスピン系フォアハンド」と「高い打点で捉えたバックのカウンター」について語ってくれた。。


【技術連載】
■1日3分のメンタル強化法
■テニスに役立つアスリートの言葉
■こんなとき、どうする?「ルール虎の巻」
【大会&選手】
■今月の錦織圭「Monthly K」
■坂本怜が歩む軌跡をたどる「ライジング レイ」

【ギアページ】
■テニスギアなんでも相談所
■ストリングの基礎知識
■Smash HOT INFORMATION

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