2025年10月号

※一部地域によって発売日が異なります
  ご了承ください

 

【第1技術特集】
シーン別でマスターする!
ボレーの極意

■つなげるか、決めるかの判断
■つなげるボレー/ローボレー、ハーフボレー、ハイボレー
■決めるボレー/角度をつけるボレー、ドロップボレー、体重移動で打つボレー

ネットに出たからには、ボレーで決めたい――。しかし、全てのボールを決めにいくのが正解とは限らない。状況によっては、つなぐボレーがポイントへの布石になることもある。今回の特集では、「つなげるボレー」と「決めるボレー」をシーン別に徹底解説。その見極め方から、それぞれの打ち方や狙い所まで、実戦に役立つ極意を紹介する。このテクニックを身に付けて、ネットプレーを完全に支配しよう!

【第2技術特集】
より合理的かつ攻撃的なフォームのヒントがここにある!
レジェンドから現代へ! テクニックの進化に学ぶ

■フラットサービス/B・ベッカー ⇒ J・シナー
■フォアハンド/B・ボルグ ⇒ C・アルカラス
■両手バックハンド/C・エバート ⇒ C・ガウフ
■片手バックハンド/S・エドバーグ ⇒ L・ムゼッティ
■バックのスライス/R・クリシュナン ⇒ A・デミノー
■フォアボレー/S・デービス ⇒ B・シェルトン

1980年代のテニスブームの時代から現代までの間に、テニスの技術は大きく変わってきた。ボルグ、エバート、ベッカーら当時のレジェンドの連続写真と、シナー、アルカラス、ガウフら現代のトッププロの連続写真とを比較することで、その進化の過程を明らかにし、最先端テクニックの習得を目指そうというのが今回の特集だ。サービス、フォア、バック等......より合理的かつ攻撃的になったフォームのヒントが見えてくる。

【ウインブルドン2025】
男女優勝者リポート
迷いを払拭し芝の頂へ

男子は、シナーが4回戦での思わぬ幕切れに戸惑いながらも歩みを止めず、決勝ではアルカラスを下して見事全仏の雪辱を果たした。女子は、長年苦手としてきた芝を克服したシフィオンテクが、決勝で圧巻の6-0、6-0。ついに聖地の頂に立った。



 

【トッププロ極上ショット対決】
N・ジョコビッチ vs 錦織圭
比べてわかった強さの秘密

世界の大舞台で活躍するトッププロたちはどんなショットを武器に戦っているのか。このコーナーでは話題の2選手のショットを連続写真で徹底比較し、その強さの秘密に迫る。今月はグランドスラムで史上最多の24勝を誇る元王者ノバク・ジョコビッチと日本男子テニス界をけん引してきた錦織圭のサービス・リターンを取り上げた。

【令和7年度全国高等学校総合体育大会テニス競技】
勝敗分けた姿勢と戦略

高校テニスの大舞台「インターハイ」が、今年は広島を舞台に開催された。個人戦の男子は義基耀、女子は早坂来麗愛が、それぞれの戦い方で“全国優勝”という大きな壁を越えてみせた。2人の勝利の裏側に迫る。

【第43回第一生命全国小学生テニス選手権大会】
男子は安居院咲空、女子は高木咲來が優勝

全国の小学生トッププレーヤーが、日本一の座を懸けて挑む「全小」。今夏もレッドクレーを舞台に、熱戦が繰り広げられた。その結果をお届けする。

【連載】
プロ養成学校の練習法で上達の壁をブチ破れ!!

ショットの悩みは尽きないが、上達のためにどんな練習法がいいのかわからない…。そんな方のために、たった2年間でプロコーチを育て上げる専門学校の練習法を初公開する!今月のテーマはボレー基本動作編②の「相手ボールに負けないスイングとボールコントロール力を身に付ける」だ。


【連載】
寺地貴弘プロ直伝!
勝利へ導くシングルス戦術

たとえ技術力の差があっても戦術が備わっていれば格上に対抗できる。戦術無きところに勝利は訪れないのである。先月号からスタートした連載「シングルス戦術」では、ショットの組み立てや、状況別の考え方、正しい選択肢を試合巧者である寺地プロから学ぶ!今月のテーマは「回り込みフォアハンドの逆クロスで主導権を握れ!」だ。


【COLUMN第52回】
伊達公子のStep forward

今、テニス界やスポーツ界が直面していることについて、世界で活躍した伊達公子さんに意見を綴ってもらう。今回はテニス界で話題になっている、電子判定、5セットマッチ、ポイント間の使い方について。


【連載】
ナショナルトレーナーが伝授
症状別! こんな時に効くエクササイズ

ウォームアップやクールダウンをしっかり行なっても、「サービスを打ちすぎて肩が張る」「今日、試合なのに首を寝違えてしまった」といったことはある。そんな症状が出てしまったら、簡単なエクササイズでケアをしよう! ナショナルチームのトレーナーが、よくある具体的な不調に効くメニューを紹介。今回のテーマは「試合で頑張りすぎて、脚がパンパンになってしまったら」だ。


【編集部がホンキでテスト ホンネでリポート】
軽量モデル特集
RACKET FEELING IMPRESSION

今月は軽量モデル特集。秋が近づき、テニスを始めたり再開する人も多かろう。楽に振れて操作しやすい260グラム以下のラケットを集めてみた。ヘッド『ラジカルチームL』、バボラ『エボドライブライト』、テクニファイバー『Tファイト255』、ヨネックス『Eゾーン110』を試打。初~中級者や筋力の乏しい人には頼りになる4本だ。


【連載】
ショット向上の秘密を公開
プロの上達法 ~熊坂拓哉(後編)~

日本のトッププロに、自身が取り組んだ上達方法や、意識しているコツを教えてもらう連載「プロの上達法」。今月は、ITFツアーで今季4度決勝進出と好調の26歳、熊坂拓哉選手の後編だ。「スピードアップしたフラットサービス」と「攻撃的な両手バックハンドのリターン」について語ってくれた。


【技術連載】
■1日3分のメンタル強化法
■テニスに役立つアスリートの言葉
■こんなとき、どうする?「ルール虎の巻」
【大会&選手】
■坂本怜が歩む軌跡をたどる「ライジング レイ」
■今月の錦織圭「Monthly K」

【ギアページ】
■テニスギアなんでも相談所
■ストリングの基礎知識
■Smash HOT INFORMATION

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