2025年9月号

※一部地域によって発売日が異なります
  ご了承ください

 

【第1技術特集】
欲しい時にポイントが取れる鉄板ショットを持とう!
プロ御用達!“7つの武器”

[武器1]エースを取れる弾丸フラットサービス
[武器2]ボールをつぶして叩くフォアハンド
[武器3]両手バックハンドのダウンザライン
[武器4]半端なく跳ねるフォアのトップスピン
[武器5]キレキレに滑るバックハンドスライス
[武器6]浮かずに止まるドロップショット
[武器7]浮き球を逃さず決めるドライブボレー

試合に勝つには「武器」が必要だ。ただ何となく返しているあなた! 欲しい時に自分からポイントが取れる武器を持とう。この特集では現代のプロが標準装備する“鉄板ショット”を7つ取り上げ、その打ち方をわかりやすく解説する。全てを覚えなくてOK。自分に合いそうなショットを1つでも2つでもプロから盗み、勝利を引き寄せよう!


【第2技術特集】
対応力で差が付く!
サービスのタイプでリターンを使い分けよう

■相手がフラットサービスを打ってきた時
■相手がスピンサービスを打ってきた時
■相手がスライスサービスを打ってきた時
■相手がサーブ&ボレーをしてきた時
■相手がワイドサービスからオープンを狙ってきた時
■相手がバックハンドの高い所を狙ってきた時

相手のサービスを、〝なんとなく〞で打ち返していませんか?リターンは、試合の主導権を握るうえで欠かせないショットです。サービスの球種や配球に応じてリターンを的確に〝使い分ける〞ことができれば、その後のラリーを有利に展開するチャンスが一気に広がります。今回は、サーバーが多用する「球種3パターン」と 「戦術3パターン」にフォーカスし、有効なリターンの選択肢と攻略法を、奥大賢プロに徹底解説してもらいました。

【新連載】
ナショナルトレーナーが伝授
症状別! こんな時に効くエクササイズ

ウォームアップやクールダウンをしていても、「サービスを打ちすぎて肩が張る」「試合で走りすぎて脚がパンパン」といったことはある。そんな症状が出てしまったら、簡単なエクササイズでぜひケアをしよう! ナショナルトレーナーが、よくある不調に効くメニューを紹介する新連載。最初のテーマは「今日、試合なのに首を寝違えてしまったら」だ。


 


【トッププロ極上ショット対決】
A・サバレンカ vs C・ガウフ
比べてわかった強さの秘密

世界の大舞台で活躍するトッププロたちはどんなショットを武器に戦っているのか。このコーナーでは話題の2選手のショットを連続写真で徹底比較し、その強さの秘密に迫る。今月は先の全仏オープン決勝で火花を散らしたアリーナ・サバレンカとココ・ガウフの両手バックハンドストロークを取り上げた。

【ウインブルドン2025】
日本勢リポート
大坂なおみ、望月慎太郎、伊藤あおい

苦手意識のある芝で、7年ぶりの3回戦進出を果たした大坂。自身初の4回戦進出を逃し、落胆の色を見せていたが、その数日後には、“シンプルな真理”とともに再び前を向いていた。

望月は今大会でグランドスラム初勝利を挙げ、続くハチャノフ戦では持ち前のネットプレーが光り観客を沸かせた。敗れはしたが、自らのテニスを貫き、大きな手応えを得ていた。

伊藤は芝でのプレー経験ゼロで初のグランドスラム本戦に挑んだ。「柄にもなく緊張した」と語る大舞台で、初戦突破こそならなかったが、今後につながる経験を手にした。

【連載】
プロ養成学校の練習法で上達の壁をブチ破れ!!

ショットの悩みは尽きないが、上達のためにどんな練習法がいいのかわからない…。そんな方のために、たった2年間でプロコーチを育て上げる専門学校の練習法を初公開する!今月のテーマはボレー基本動作編①の「実戦で使えるスプリットステップとフットワークを身に付ける」だ。


【連載】
関口周一プロが教える
ダブルスで“使える”ショット

基本ショットはたっぷりレッスンできても、試合で使える実戦的なショットはなかなか練習する機会が取れないもの。そこで、ダブルスで優位に立つには、どういう場面でどういうショットをどう打てばいいのか、経験豊富な関口周一プロに教えてもらおう。今月は「クロスラリーからのスライスの打ち分け」を伝授する。


【連載】
寺地貴弘プロ直伝!
勝利へ導くシングルス戦術

たとえ技術力の差があっても戦術が備わっていれば格上に対抗できる。戦術無きところに勝利は訪れないのである。先月号からスタートした連載「シングルス戦術」では、ショットの組み立てや、状況別の考え方、正しい選択肢を試合巧者である寺地プロから学ぶ!今月のテーマは「セカンドサービスを叩いて格上相手から主導権を奪う」だ。


【COLUMN第51回】
伊達公子のStep forward

今、テニス界やスポーツ界が直面していることについて、世界で活躍した伊達公子さんに意見を綴ってもらう。今回は2025年上半期に話題になった選手の紹介と振り返り。日本勢の今後の展望もしてくれた。


【編集部がホンキでテスト ホンネでリポート】
コントロール系ラケット特集
RACKET FEELING IMPRESSION

今月はコントロール性能を長所として謳うラケットを特集。過度なアシストがなく、面安定性に優れ、意思を打球に伝えやすそうなモデルを集めてみた。ウイルソン『クラッシュ100』、プリンス『ファントムグラファイト97』、バボラ『ピュアドライブ98』、ダンロップ『SX300ツアー』の4本を試打。緻密にコースを突いて勝負する競技者は必読だ!


【連載】
ショット向上の秘密を公開
プロの上達法 ~熊坂拓哉(前編)~

日本のトッププロに、自身が取り組んだ上達方法や、意識しているコツを教えてもらう連載「プロの上達法」。今月は、春のITF大学シリーズで大活躍した26歳、熊坂拓哉選手が登場!「横に動きながら深く返すフォアハンド」と「起点となる両手バックハンドのクロス」のポイントを解説してくれた。


【技術連載】
■1日3分のメンタル強化法
■テニスに役立つアスリートの言葉
■こんなとき、どうする?「ルール虎の巻」
【大会&選手】
■坂本怜が歩む軌跡をたどる「ライジング レイ」
■今月の錦織圭「Monthly K」

【ギアページ】
■テニスギアなんでも相談所
■ストリングの基礎知識
■Smash HOT INFORMATION

【その他のページ】
■ワールド テニス トピックス
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