2022年7月号

※一部地域によって発売日が異なります
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【第１技術特集】
正しく身体を使えれば確実に打球は速くなる！
目指せ！弾丸サービス

[はじめに]
身体の正しい使い方を覚えれば無理なく速いサービスが打てる
[ステップ１]
体幹を柔軟に動かして〝力″を生み出す
[ステップ２]
体幹と手足の連動性を身に付け全身を速く動かす
[ステップ３]
肩・ヒジ・前腕の正しいメカニクスを知る
[ステップ４]
肩・ヒジ・前腕の動きを覚えて全力で振る
[ステップ５]
ボールを打ち出すベクトルを知る
[ステップ６]
前方にトスしたところにジャンプする

トッププロが放つ時速200キロ超えの弾丸サービスは打てないとしても、正しい身体の使い方ができれば確実にサービスのスピードをアップする。この特集では、女子ダブルスで世界ランキング７位・芝原瑛菜選手の実兄で「サービス特化型レッスン」で人気の柴原瑞樹氏に「速いサービス」を打つために必要な身体の使い方を教えてもらった。現在ツアーを戦っている柴原瑛菜選手のサービス改造にも用いられたという注目のレッスンを６つのステップに分けて段階的に紹介する。

【第２技術特集】
確実に返すだけでなく、攻めの選択肢を増やして主導権を握れ！
勝つためのリターン

[準備の基本]
構え方～スプリットステップ
[選択肢１]
確実に返すリターン
[選択肢２]
前に入って叩くリターン
[選択肢３]
スライスで滑らせるリターン
[選択肢４]
後ろでしっかり振り切るリターン
[選択肢５]
勝負をかける回り込みフォア

ストロークに比べて時間がないリターンは、確実に返すことを考えて守備的になりがち。確かに最初のうちはそれでいいが、試合に勝とうと思ったらリターンから攻める必要が出てくる。この特集ではリターンの基本を押さえた上で、前に入って叩いたり、スライスで滑らせたり、回り込みフォアで勝負をかけるなど、様々なリターンの打ち方を指導。攻めの選択肢を増やして、相手サービスをブレークしよう！

【中とじスペシャル企画】
４種類の形と特徴をマスター
スタンスの基本

■スクエアスタンス
■オープンスタンス
■セミオープンスタンス
■クローズドスタンス
■番外編／ボールへの入り方

あなたはどのスタンスで打つのが好き？　ストロークには４種類のスタンスがあり、それぞれ特徴がある。スイングと合わないスタンスで打っていたら、ちぐはぐになってしまう。それぞれのスタンスの特徴を紹介するので、使い分けられるようになろう。

【連載】
本格的テニス漫画『BREAK BACK』で
テニスの本質を知ろう

テニスで重要な要素の１つがポジショニング。得意とするポジションが人それぞれにあり、『BREAK BACK』でもキャラごとに得意ポジションを設定している。そして、相手の配球や状況によってポジションを描き分けている。自分が得意なポジションを知り、試合中でも適切なポジションを取れるようにしよう。

【インタビュー】
20歳で世界１位！
イガ・シフィオンテク

バーティーの引退で思ったよりも早く１位の座に就くことになったシフィオンテク。19歳で全仏オープンに優勝してからも着実に実力を付け、今女子ツアーを見渡せば、彼女以上に１位にふさわしい選手はいない。混戦が続く女子テニス界において、若くして頂点に立てた理由を聞いた。

【COLUMN第13回】
伊達公子のStep forward

今、テニス界やスポーツ界が直面していることについて、世界で活躍した伊達公子さんに意見を綴ってもらう。今回は選手の引退時期と、新ナンバー１のシフィオンテクについて。

【編集部がホンキでテスト　ホンネでリポート】
春のニューモデル特集③ ～グッドフィール系～～
RACKET FEELING IMPRESSION

今月は「春のニューモデル特集」第３弾としてグッドフィール系に着目。振動が少なくソフト、しなりが心地いい、ボールをホールドする……など、打球感がウリのラケットを集めてみた。ウイルソン『クラッシュ100 V2.0』、テクニファイバー『テンポ298』、ヨネックス『Ｅゾーン98L』、プリンス『ファントムグラファイト97（300g）』の４本だ。それぞれの打ち味はいかに？

【連載】
ショット向上の秘密を公開
プロの上達法　～福田勝志（後編）～

日本のトッププロに自身が取り組んだ上達方法や、意識しているコツを教えてもらう連載「プロの上達法」。今回は全日本選手権に計27回出場、46歳の今なお現役でツアーを回る福田勝志プロの後編だ。「バックハンドのブロックリターン」に「ペースを落としたフォアハンド」という、通好みの２ショットを解説してくれた。