2018年9月号

※一部地域によって発売日が異なります
 ご了承ください


【特集:大谷翔平】
■完全復活へのシナリオ


「大谷、右ヒジ損傷」――トミー・ジョン手術をするのでは、と思われていた中で、
大谷翔平は約1ヵ月の治療を経て“打者”として復活。本稿では、エンジェルスの
番記者が離脱中の大谷やチームの様子をレポートしつつ、さらには今後の“投手”として
の復帰を含め、大谷が「完全復活」するまでのシナリオを占っていく。

■PRE療法とは何か?
■打者・大谷 後半戦のキーポイント


当面は打者としての出場が決まった大谷。そもそも、打者としての強みは一体何なのだろう。そして今後、さらに成績を伸ばしていくにはどうしたら良いのだろうか?
そこで、データアナリスト会社「ベースボール・ギークス」と提携し、打者・大谷の
●強み ●課題 ●今後のキーポイントをトラックマンのデータを用いて考察していく。

【特集:前半戦のスタープレーヤー】
■ジャスティン・バーランダー&マックス・シャーザー
 真のエースを体現せし者

 
前半戦のサイ・ヤング賞と訊かれたら、バーランダーとシャーザーの名前が思い浮かぶのではないか。30代半ばを迎えながらも、彼ら2人は球界屈指の投手として君臨し続けている。しかも、パワーとタフネスを備えた“真のエース”として。
両者の歩みを振り返り
ながら、いかにして進化を続けているのか。エースの深淵に迫る。

■JD・マルティネス:インタビュー
 努力のホームラン・アーティスト


今年からレッドソックスに加入し、前半戦リーグ最多のホームランを放ったJD。
かつてアストロズを解雇された男は一足先に「フライボール革命」を実践し、
今や球界有数のホームランバッターとして活躍を見せている。自らを「求道者」と
語るJDに、前半戦の振り返りやバッティングの真髄について直撃した。


■ジョシュ・ヘイダー 勝利の最終兵器


【特集:トレード】
■2018 夏のトレード戦線 注目18選手の動向
■11コンテンダーチームの補強ポイント
■夏のトレードを制する者がプレーオフを制する

いよいよトレード・デッドラインが迫り、大物も続々と動き出している。
「トレードを制した者が世界一になる」――15年のロイヤルズ、16年のカブス、17年のアストロズなど、ここ数年のチャンピオンは夏に大々的な補強を施して頂点に辿り着いた。トレード特集では、今夏に動きそうな注目選手、優勝を狙うチームの動向を考察し、
さらにここ数年のトレード補強がもたらした功績を振り返る。

■パワーランキング中間報告

5月号でも行った全30球団のパワーランキング。前半戦を終えて、開幕前から順位はどう変わっただろうか。1位はレッドソックス? アストロズ? ヤンキース? 下馬評を覆したあのチームは果たして何位?

【特集:オールスター】
■第89回オールスター・ゲーム
■ホームラン・ダービー
■フューチャーズ・ゲーム
■オールスター・ウィークに見るエンタメ大国アメリカの底力



■データ分析が変える現代野球の戦略――変化の時代

ここ数年、急速にデータ分析が進み、フロントだけでなく選手自身も優位性を理解し始めている。多くの人が知るところになった「フライボール革命」も、単体のムーブメントではなく、そこには守備シフトやムービング・ボールへの対抗という背景がある。ここ数年のトレンド、三振数の増加やスーパーユーティリティの台頭などはすべて地続きの現象なのである。

■2018 新人ドラフト総括&上位指名選手名鑑



■○○に聞きたい10のこと:マット・オルソン
■プロ野球選手が語るMLBが好き:横尾俊建
■ダークサイドMLB:ディスコ破壊ナイト
■珍獣図鑑:ハビア・バイエズ

ほか