2024年11月号

※一部地域によって発売日が異なります
  ご了承ください

 

【第1技術特集】
ポイントを押さえれば誰でもみるみる上達できる
フォアハンドトップスピン徹底攻略

[POINT1]ラケットと握手するように握る
[POINT2]円を描くテイクバックで助走を付ける
[POINT3]ラケット面は後ろ➡下向き
[POINT4]インサイド➡アウトを意識する
[POINT5]ボールを押して手の甲は空に向ける
[POINT6]正面を向いた状態で打点は前
[POINT7]横回転と蹴り上げの組み合わせ
[POINT8]最後は左手にラケットを収める

ボールへ下から上に向かう縦回転を与えるトップスピンは、ボールが放物線を描いて飛んでいくためネットしにくく、アウトもしにくい使い勝手のいい球種だ。ただ、基本ができていないと回転が必要以上にかかってボールの威力が落ちたり、逆に回転不足で飛び過ぎてアウトになったりする。この特集では誰もが簡単にトップスピンに取り組めるよう、フォアハンドによる打ち方を紹介しよう。


【第2技術特集】
ただ返すのではなく、
積極的に打って主導権を握ろう!

“攻め”のサービスリターン

[はじめに]状況に応じた4つのリターン
[攻撃リターン①]速めのサービスをライジング気味に合わせる
[攻撃リターン➁]遅めのセカンドを前に入り振り切って叩く
[攻撃リターン③]ヤマを張って回り込みフォアで“決め打ち”
[練習法]攻めのリターンを磨けるメニュー

初級レベルでは、サービスリターンは確実に返すのが賢明だ。しかし中級以上になって試合に勝とうと思ったら、攻撃的なリターンで主導権を握ることが必要になる。早いタイミングで打ち返したり、甘いセカンドを振り切って強打したりと、攻める方法は様々。今回の特集では、強力なリターンで鳴らした本村浩二プロが、打ち方のポイントや練習法をわかりやすくレクチャーする!


【全米オープン2024】
勝利への確かな自信

男子は禁止薬物騒動で波紋を呼んでいたシナーが、世界王者らしい冷静な試合運びで勝ち上がり、今年の全豪に続いて2度目のメジャータイトルを獲得した。一方女子は、実績を積み重ねてきたサバレンカが、昨年大会決勝の雪辱を果たし、GS3勝目を飾った。

女子は大坂なおみら3名が2回戦進出、
男子は西岡とダニエルが初戦敗退

シングルスにエントリ―した日本人選手は全部で6名。このうち2回戦進出を果たしたのは大坂なおみ、柴原瑛菜、内島萌夏の女子3名。日比野菜緒に加え、男子の西岡良仁とダニエル太郎の3名は残念ながら1回戦敗退となった。日本人選手の全米オープンを振り返る。


【連載】
プロ養成学校の練習法で上達の壁をブチ破れ!!

ショットの悩みは尽きないが、上達のためにどんな練習法がいいのかわからない…。そんな方のために、たった2年間でプロコーチを育て上げる専門学校の練習法を初公開する!今月のテーマはフォアハンドストロークの「胸の向きを意識して身体の開きを抑える」だ。


【連載】
関口周一プロが教える
ダブルスで“使える”ショット

基本ショットはたっぷりレッスンできても、試合で使える実戦的なショットはなかなか練習する機会が取れないもの。そこで、ダブルスで優位に立つには、どういう場面でどういうショットをどう打てばいいのか、経験豊富な関口周一プロに教えてもらおう。今月は「相手を狙う突き球」を伝授する。


【連載】
ナショナルトレーナーが伝授
一般プレーヤーが3分でできるフィットネスメニュー

ウォームアップとクールダウン、ケアや体幹トレは、テニスのためにやるべき。そう思ってはいても、何をどうすればいいのかわからない……。そんな一般プレーヤーのために、時間も場所も取らず、道具も要らない最低限のフィットネスメニューをナショナルトレーナーが教えてくれる!今回からクールダウン編だ。


【COLUMN第41回】
伊達公子のStep forward

今、テニス界やスポーツ界が直面していることについて、世界で活躍した伊達公子さんに意見を綴ってもらう。今回は全米オープンと、日本の会場での応援や観戦の仕方について。


【2024年度 全日本学生テニス選手権大会】
初タイトルへの思い

男子の高悠亜は初の学生タイトル、女子の山口花音は全国大会初優勝。共に実力のある2人が、3年生にしてインカレで花開いた。壁を越えられた理由はどこにあったのか、リポートする。


【ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権2024】
勝者の揺るぎない闘志

全国各地の予選を勝ち抜いたジュニアたちが頂点を目指す「ユニクロ全日本ジュニア選手権」。ここではU12、U14、U18男女優勝者をクローズアップ。選手たちの熱き思い、プレーぶりをお伝えしよう。


【編集部がホンキでテスト ホンネでリポート】
軽快ラケット特集
RACKET FEELING IMPRESSION

今月は「軽快ラケット特集」だ。軽量で楽にスイングできたり、面が広めでボールを当てやすい、厚みがあってよく飛ぶ……といった易しいモデルを集めてみた。ダンロップ『LX 800』、プリンス『エンブレム110』、ヘッド『エクストリームチーム2024』、テクニファイバー『TF-X1 v2 275』の4本を試打する。


【連載】
ショット向上の秘密を公開
プロの上達法 ~田口涼太郎(後編)~

日本のトッププロに、自身が取り組んだ上達方法や、意識しているコツを教えてもらう連載「プロの上達法」。今月は近畿大学出身のプロ2年目、ランク上昇中の田口涼太郎選手の後編だ。「フラットで厚く叩く両手バックハンド」と「相手から時間を奪うサービスリターン」について語ってくれた。


【技術連載】
■トリックショットを習得しよう!/フェイクグラウンドスマッシュ
■1日3分のメンタル強化法
■テニスに役立つアスリートの言葉
■ブレークスルーの鍵
【選手&大会】
■今月の錦織圭「Monthly K」
■プロの観戦眼/マテオ・アルナルディ
■全国高等学校総合体育大会
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