2025年8月号

※一部地域によって発売日が異なります
  ご了承ください

 

【巻頭技術特集】
“会心の当たり”を手に入れて、伸びのあるボールを打とう!
サービス クリーンヒットの法則


初~中級者にはサービスの当たりが悪い人が少なくない。芯を外すと、いくら力を入れてもボールは伸びないもの。今回のサービス特集は、「カスッ」とした鈍い当たりから、「スパン!」という会心の“クリーンヒット”を目指すのがテーマだ。それには、正しい打点に向かって、スイングスピードを上げて面をミートさせる必要がある。そのためのポイントと練習法を、キレ味鋭いサービスで鳴らした佐藤博康プロが伝授! ボールを真芯で捉え、自ずと伸びるサービスを自分のものにしてほしい。

【スペシャル実用特集】
心を整え、力を引き出せ!
あなたの“勝ちルーティン”を作ろう

ボールを打つことだけが勝負ではありません。試合中、実はボールを打っていない時間の方がずっと長いのです。その合間に何を考え、どう振る舞うか――そこに勝敗を分けるヒントがあります。この特集では「必ず行なうルーティン」、「調子が悪い時に良くするためのルーティン」、「試合を通して行なうルーティン」を取り上げ、その具体例と効果をご紹介します。ぜひ自分に合ったものを見つけて、 本来の力を存分に発揮してください!

 


【全仏オープン2025】
男子優勝者リポート
アルカラスが連覇達成!王の足跡に続く者

ナダルが残した赤土の記憶を胸に、アルカラスは幾度もの逆境を乗り越えた。決勝で最強ライバルのシナーを相手に2セットダウン、3度のチャンピオンシップポイントを凌ぎ、5時間29分に及ぶ死闘を制して連覇を達成。偉大な足跡を追うように、新たな歴史を赤土に刻んだ。



 

【新連載】
トッププロ極上ショット対決
ヤニック・シナーVSカルロス・アルカラス

世界の大舞台で活躍するトッププロたちはどんなショットを武器に戦っているのか。このコーナーでは話題の2選手のショットを連続写真で徹底比較し、その強さの秘密に迫る。連載第1回は、今年の全仏決勝を戦ったヤニック・シナーとカルロス・アルカラスの極上フォアハンドストロークを取り上げた。

【新連載】
坂本怜が歩む軌跡をたどる
ライジング レイ

日本男子テニス界のけん引役として期待される坂本怜。昨年の全豪ジュニア制覇を経てプロ転向を果たした逸材は、果たしてどこから来てどこへ行くのか。この連載では坂本が歩んだ軌跡をたどる。

【連載】
プロ養成学校の練習法で上達の壁をブチ破れ!!

ショットの悩みは尽きないが、上達のためにどんな練習法がいいのかわからない…。そんな方のために、たった2年間でプロコーチを育て上げる専門学校の練習法を初公開する!今月のテーマはサービス応用動作編②の「高い軌道を描き高く弾むスピンサービスを身に付けるだ。


【連載】
関口周一プロが教える
ダブルスで“使える”ショット

基本ショットはたっぷりレッスンできても、試合で使える実戦的なショットはなかなか練習する機会が取れないもの。そこで、ダブルスで優位に立つには、どういう場面でどういうショットをどう打てばいいのか、経験豊富な関口周一プロに教えてもらおう。今月は「後衛を引っ張り出すドロップショット」を伝授する。


【連載】
寺地貴弘プロ直伝!
勝利へ導くシングルス戦術

たとえ技術力の差があっても戦術が備わっていれば格上に対抗できる。戦術無きところに勝利は訪れないのである。先月号からスタートした連載「シングルス戦術」では、ショットの組み立てや、状況別の考え方、正しい選択肢を試合巧者である寺地プロから学ぶ!今月のテーマは「チェンジ・オブ・ペースで安定型プレーヤーを攻略」だ。


【連載】
ナショナルトレーナーが伝授
一般プレーヤーが3分でできるフィットネスメニュー

テニスのためには、ウォームアップとクールダウン、ケアや体幹トレーニングは大切。でもやり方がわからない……という一般プレーヤーのために、時間も場所も取らないフィットネスメニューをナショナルトレーナーが教えてくれる当連載。最終回となる今回は、セルフケア編の3回目として「ヒザ」にスポットを当てる。


【COLUMN第50回】
伊達公子のStep forward

今、テニス界やスポーツ界が直面していることについて、世界で活躍した伊達公子さんに意見を綴ってもらう。今回は莫大な収益を上げる四大大会の選手への賞金分配率や、男女平等について。


【編集部がホンキでテスト ホンネでリポート】
オールラウンドモデル特集
RACKET FEELING IMPRESSION

今月は「オールラウンドモデル特集」と題し、色んな球種&ショットをバランス良くこなせて、幅広いプレースタイルを後押しするラケットを集めてみた。ヘッド『ラジカルMP 2025』、バボラ『ピュアドライブチーム』、テクニファイバー『Tファイト285』、ヨネックス『Eゾーン105』の4本を試打。あなたにぴったりのモデルがきっとあるはずだ。


【連載】
ショット向上の秘密を公開
プロの上達法 ~磯村志(後編)~

日本のトッププロに、自身が取り組んだ上達方法や、意識しているコツを教えてもらう連載「プロの上達法」。今月は、昨年の全日本選手権で準優勝した22歳、磯村志選手の後編だ。「安定性を重視したフラット系サービス」と「相手に読まれにくいドロップショット」のポイントを解説してくれた。


【技術連載】
■1日3分のメンタル強化法
■テニスに役立つアスリートの言葉
■こんなとき、どうする?「ルール虎の巻」
【大会&選手】
■今月の錦織圭「Monthly K」拡大版
■2025全国選抜ジュニアテニス選手権大会

【ギアページ】
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