2023年9月号

※一部地域によって発売日が異なります
  ご了承ください

 

【スペシャルリポート】
約1年8カ月ぶりに戦線復帰で
日本のエースが鮮やかに戴冠!

錦織圭 復活の狼煙

キャリアの中で一番長い戦線離脱を強いられた錦織は、復帰計画を何度も修正しながら遂にコートへ戻ってきた。しかも参戦した大会ではブランクを感じさせないプレーを披露してトーナメント表の頂点にたどり着いた。日本のエースが“復活の狼煙”を上げた。





 

【第1技術特集】
入らない、威力が出ないのはこの動きのせいだった!
やってはいけない! サービスNG動作

■ヒジや手首を使ってトス
■トロフィーポーズでヒジが低い
■トスした左手がすぐに落ちる
■手首を前に折って振っている
■腕を真上に伸ばしてスイング……etc.

サービスが入らない、スピードが出ない、あちこち痛くなる……そういう人は、理に適っていない動きをしている可能性がある。しかも厄介なのは、多くの一般プレーヤーがそれを気付かずにやってしまっていること。今回の特集では日本体育大学の森井大治監督に、特に初~中級者に見られるNG動作を計11個挙げてもらい、正しいサービスフォームを導き出した。自分の打ち方を再チェックし、欠点矯正に生かしてほしい。

【第2技術特集】
ポイントに直結する必殺ショットをマスターしよう!
回り込みフォアハンド入門

バックハンド側に来たボールに回り込み、利き腕のフォアハンドで強打してポイントを奪う。プロの試合で度々目にする必殺ショットはどのようにして打つのか。この特集では、決定力はもちろんプレーの幅も広げてくれる憧れの「回り込みフォアハンド」をマスターするためのポイントを厳選して紹介する。

【ウインブルドン2023】
アルカラスとボンドルソワが持ち味を出し切って初優勝
塗り替えられた歴史

男子シングルスは、センターコートで絶対的な強さを誇ってきたジョコビッチを沈着冷静なプレーで押し切った20歳のアルカラスが初の戴冠。一方女子シングルスは1年前にはウインブルドンで観光を単身でいたボンドルソワが大会史上初となるノーシードで優勝を飾った。頂上対決を現地からリポートする。

日本人選手クローズアップ
最高峰の夢舞台へ

島袋将と望月慎太郎が共に予選を勝ち抜き、初のグランドスラム本戦出場を決めた。異なる道を歩んできた2人だが、胸の中にはある共通する信念があった。


【COLUMN第26回】
伊達公子のStep forward

今、テニス界やスポーツ界が直面していることについて、世界で活躍した伊達公子さんに意見を綴ってもらう。今回は全仏オープンのレッドクレーの特徴や、大会の独自性について。


【編集部がホンキでテスト ホンネでリポート】
プラチナスペック特集
RACKET FEELING IMPRESSION

最近ちょっとしたブームになっている「プラチナスペック」を今月は特集。フェイス100平方インチ、重量285グラム前後、最大厚25~26ミリというのが大体の目安。つまり黄金スペックより少し優しいゾーンだ。ヘッド『エクストリームMP L』、ウイルソン『バーン100LS』、ダンロップ『FX500LS』、ヨネックス『Vコア100L』を試打。黄金スペックは少々厳しいという層は必見だ!


【連載】
ショット向上の秘密を公開
プロの上達法 ~佐藤南帆(後編)~

日本のトッププロに自身が取り組んだ上達方法や、意識しているコツを教えてもらう連載「プロの上達法」。今回は元ユニバーシアード女王でプロ転向1年目の佐藤南帆選手の後編。「スナップが利いたスピンサービス」と「体重を乗せた両手バックハンドの強打」について自己分析してくれた。


【全国選抜ジュニア選手権】
選ばれし者の戦い

今年も日本のトップジュニアが柏に集結。自分のテニスに向き合い、そして最後まで諦めずに全力で戦った。そんな選手たちの熱意溢れるプレーぶりを、男女決勝戦中心にお伝えしよう。


【技術連載】
■テニスに役立つトッププレーヤーの言葉
■1日3分のメンタル強化法
■全日本チャンプが教える!江原&片山ダブルス新常識
■米ちゃん塾でスキルアップ
■こんなとき、どうする?「ルール虎の巻」
【ギアページ】
■テニスギア何でも相談所
■ストリングの基礎知識
■Smash HOT INFORMATION

【その他のページ】
■今月の錦織圭「Monthly K」
■ターニングポイント/アンディ・マリー
■ワールド テニス トピックス
■プロの観戦眼/本玉真唯
■ワールドウォッチ
■ジャパントピックス
■次号予告