2022年8月号

※一部地域によって発売日が異なります
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【第１技術特集】
初めて覚える回転系！
スライスサービス徹底入門

■「スライスサービス」で得られる５つのメリット
■「スライスサービス」習得に欠かせない３つの絶対条件
■ボールに横回転をかけるイメージをつかむ
■スイング時の身体の使い方をペットボトルで覚える
■右斜め方向にスイングして、左斜めにボールを飛ばす
■体重移動を生かしてボールに力を伝える
■しっかり振り抜いて入れるための３つの注意点

サービスのスキルアップに欠かせないのが“ボールに回転を与える”こと。なぜならボールに回転を与えることができれば、サービスの成功率が着実に上がり、さらには戦術の幅も広がるからだ。この特集ではこれから覚えたいビギナーの方でも習得しやすい、ボールに斜め横回転を与える『スライスサービス』の打ち方について解説する。

【第２技術特集】
吉冨愛子プロが伝授！
試合で効く５種類のトップスピン

[SHOT１]
深くて跳ねるトップスピン
[SHOT２]
厚く叩く強打系トップスピン
[SHOT３]
鋭く落ちるトップスピンロブ
[SHOT４]
クロスへのアングルスピン
[SHOT５]
一撃必殺の回り込み逆クロス

トップスピンは様々な用途に使えるショットだ。高く跳ねさせて相手を押し込んだり、厚く叩いてエースを取ったり、ロブやアングルで揺さぶることもできる。ただつなぐためだけに使うのではもったいない。ここではフォアハンドを想定し、試合で特に役立つ５種類のトップスピンをピックアップ。日本女子有数のスピナーである吉冨愛子プロが、その打ち方を伝授する！

【中とじ技術特集】
５ステップで打てるようになる！
合うか合わないか試してみよう
片手バックハンド入門

[STEP１]
グリップと打点
[STEP２]
シンプルに打つ
[STEP３]
ボールへの入り方
[STEP４]
踏み込んで打つ
[STEP５]
スイングの注意点
[練習法]

プロの片手バックハンドがカッコいいと思いながらも、機会がなくて挑戦していない人。両手バックハンドがどうもしっくりこない人。１度片手バックハンドを打ってみれば、自分に合うかどうかがわかるだろう。段階を踏んでいけば、思ったよりも簡単に打てるので挑戦してみよう。守谷総一郎プロが片手バックハンド初心者でも打てるようになる方法を教えてくれた。

【スペシャルリポート】
全仏オープン2022
新たなる伝説

36歳の“赤土の王者”は傷だらけの身体にムチ打ち、14度目の栄冠とGS22勝目を手にした。しかも、考えうる最も厳しいドローを勝ち抜いての記録更新だ。そしてシフィオンテクは35連勝を刻んでの圧倒的な戴冠。幾つもの新たな伝説が紡がれた2022年全仏を、現地から内田暁氏がリポートする。

【連載】
本格的テニス漫画『BREAK BACK』で
テニスの本質を知ろう

今回のテーマは「勝負の原理原則を知り、駆け引きを考えよう」。上級者の場合、「ショットの威力で押し切れるか、押し切れないか」、初級・中級者の場合は、「相手よりボールをコートに安定して返し続けられるか」が、鍵になる。どのように考えて試合を進めていけばいいのかを紹介しよう。自分の試合にも、プロの試合を観戦する時にも役に立つ。

【COLUMN第14回】
伊達公子のStep forward

今、テニス界やスポーツ界が直面していることについて、世界で活躍した伊達公子さんに意見を綴ってもらう。今回は出場大会を選ぶ時の選手の努力や、ツアーを回る上での工夫や幸運について。

【編集部がホンキでテスト　ホンネでリポート】
競技モデル特集
RACKET FEELING IMPRESSION

今月は自分の力で振り切る「競技モデル」を特集。300グラム超の重量で、面は大きすぎず、コントロール性の高いラケットを集めてみた。バボラ『ピュアストライクVS』、プリンス『ファントムF1』、ダンロップ『SX300ツアー』、ヘッド『ブームプロ』の４本を試打。硬派プレーヤーは必読だ！

【連載】
ショット向上の秘密を公開
プロの上達法　～川橋勇太（前編）～

日本のトッププロに自身が取り組んだ上達方法や、意識しているコツを教えてもらう連載「プロの上達法」。今回は筑波大学在学中にITFツアーで優勝し、プロ転向して３年目の川橋勇太選手が登場。武器である「両手バックハンドのダウンザライン」と「フォアハンドのブロックリターン」の秘訣を明かしてくれた。